DOSH戦略

【DOSH戦略】ETF分配金の受取方法と、NISA非課税に関する注意点

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DOSH

DOSH戦略のおさらい

当ブログで紹介している「DOSH戦略」は、増配ETF×高利回りETFを組み合わせ、比率を調整して“自分に合った理想のインカム”を狙う投資法です。

  • DGRO(2014/東証)=配当“成長”担当
     米国連続増配株ETFを組み入れた東証ETF。長期的な分配金の増加を狙います。
  • USHY(2258/東証)=“高利回り”担当
     米ドル建てハイイールド社債ETFを組み入れた東証ETF。安定した高いインカムを生み出します。

この2本を軸に、「育つ配当」と「安定した利回り」を両立し、長期にわたるキャッシュフローを築くことを目指しています。


ETF分配金の受取方法と特徴

東証上場のETF(2014・2258など)の分配金は、証券会社経由で支払われます。受取方法は主に3種類です。この他に個別銘柄指定方式がありますが、一般的ではない上に証券会社ごとに手続きが違うため、今回は割愛します。

証券口座入金(株式数比例配分方式)

ETFの分配金が、そのまま証券口座に入金されます。

  • 特徴
    • NISA口座で保有している場合、分配金が非課税で受け取れます(※重要)
    • NISAの非課税メリットを享受したい場合、この方式を選ぶ必要があります
    • 運用資金と分配金を一元管理しやすい
  • 注意点
    • この方式を選ばずに銀行口座振込や配当金領収証を選んだ場合、NISA口座でも分配金は課税対象になります。

銀行口座振込(登録配当金受領口座方式)

分配金を、証券口座ではなく指定した銀行口座に直接振り込む方式です。

  • 特徴
    • 生活口座に直接入ることで「投資の成果を実感」できる
    • 配当金をそのまま生活費に充てることも可能
  • 注意点
    • NISA口座で保有していても、この方式を選ぶと分配金は課税対象になります。
    • 「NISA口座=分配金も非課税」と誤解している方が多いですが、受取方法によって課税される点に注意が必要です。

郵便振替支払(配当金領収証方式)

分配金の支払い通知(配当金領収証)が郵送され、郵便局で換金する方式です。

  • 特徴
    • 銀行口座を持たない方でも受け取れる
  • 注意点
    • 現在ではほとんど使われず、NISA口座でも課税対象。
    • 紛失リスクや換金の手間があるため、利便性は低いです。

管理人が選んでいるのは「銀行口座振込」

私は、ETFはすべて特定口座で保有し、分配金の受取方法は銀行口座振込に設定しています。

理由は、「投資の成果で得た不労所得が、口座に直接振り込まれる」ことで、長期投資を続けるモチベーションになるからです。

先日の2258分配金受取記事でも実際の計算書を公開しました。
【投資記録】2258の分配金が振り込まれました!実際の「収益分配金計算書」で、税引後いくら残るかを公開

資産が積み上がっていく数字だけでなく、現金として受け取る不労所得の実感が、私にとって何よりの励みになっています。

ちなみに、銀行口座振込を選ぶとこのような書類が届きます。画像は上記記事でも書いた2258(iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF)の振込先を確認するものです↓

「分配金振込先ご確認」のご案内の画像

まとめ

  • DOSH戦略は、DGRO(2014)とUSHY(2258)を組み合わせ、「配当成長+高利回り」のバランスを取る投資法。
  • 分配金の受取方法には、証券口座入金(株式数比例配分方式)、銀行口座振込、郵便振替がある。
  • NISAで非課税にしたい場合は「証券口座入金(株式数比例配分方式)」を選ぶことが必須。
  • 私は特定口座+銀行口座振込を選び、「不労所得が生活口座に着金する」喜びをモチベーションにしています。

あなたも、自分の投資スタイルに合った方法を選び、理想のインカムを着実に積み上げていきましょう。

ABOUT ME
DOSH管理人
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DGROとUSHYで作る増配×高配当ETF投資ブログ
妻と子どもと暮らす、サラリーマン投資家です。 東証ETFを活用したDOSH戦略を中心に、初心者〜中級者向けにわかりやすく情報をお届けします。
※当ブログに掲載している情報は、管理人の個人的な見解や経験に基づくものであり、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。
投資に関する最終的な判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
掲載内容については十分注意を払っていますが、正確性や完全性を保証するものではなく、掲載情報によって生じたいかなる損害についても責任を負いかねますのでご了承ください。
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