【DOSH戦略おさらい】株式と債券で“配当成長+利回り”を両取りする投資法

今回の記事は、当ブログで以前ご紹介した「DOSH戦略」のおさらいです。
初めて読む方はもちろん、以前の記事を読んだ方も再確認としてお役立てください。
新しい読者の方にも分かるよう、ポイントを整理し直しました!
DOSH戦略とは?
DOSH戦略とは、増配株ETFと高利回り社債ETFを組み合わせる長期投資法のことです。
- DO = DGRO(iシェアーズ 米国連続増配株 ETF)
- SH = USHY(iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF)
この2つのETFの頭文字を取って「DOSH」と名付けています。
DGROは増配実績のある米国株を集めたETFで、配当と株価成長の両方を狙います。
一方、USHYは投機的格付け(ハイイールド)社債を分散保有し、高い利回りを狙います。
この2つを組み合わせることで、「株式の成長力」と「債券の利回り」を同時に取り込む戦略です!
日本から投資する場合
米国市場のDGROとUSHYは、日本の証券会社から直接投資できない場合が多いです。
そのため、次の国内ETFを使えば実質的に同じ投資が可能です。
- 2014:iシェアーズ 米国連続増配株 ETF(DGROとほぼ同じ)
- 2258:iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(USHYとほぼ同じ)
これらを使うことで、円建てで売買でき、配当・分配金も円で受け取れます。
さらに、二重課税調整の制度も使えるため、税制面でもメリットがあります。
なぜ組み合わせるのか?
株式と債券は値動きの性質が異なります。
株式市場が好調な時はDGROが成長を牽引し、不調な時はUSHYの利回りが下支えすることで、ポートフォリオ全体の安定性が高まります。
- DGRO(株式) → 長期成長・増配による配当の伸び
- USHY(債券) → 高利回りによる安定収入
組み合わせることで、配当・利回り・値上がり益のバランスが取れたポートフォリオが作れます。
戦略の実際の活用
このブログでは、DGRO・USHYそれぞれの構成銘柄(または社債発行企業)を個別に紹介しながら、ポートフォリオの理解を深めています。
銘柄紹介記事を読むことで、
「このETFの中身はどんな企業(債券)なのか?」
が具体的に分かるようになります。
ETFは中身を知らなくても投資できますが、構成要素を理解することで投資判断の精度が上がります!
まとめ
DOSH戦略は、株式と債券を組み合わせて、配当+利回りを同時に狙うシンプルで堅実な方法です。
投資対象を理解しながら長期で続けることで、安定的な資産形成を目指していきましょう!
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