ETF解説

【比較】DGROとHDV、どっちがいい?東証ETF「2013」と「2014」で分かる違いと特徴!

DOSH

「増配株ETFのDGROと、高配当ETFのHDV──どっちが良いんだろう?」

米国のETFを調べていると、こんな疑問を持った方も多いはず。
そこで今回は、DGROHDVを、東証ETF版の20142013で比較しながらその違いと特徴を丁寧に解説します!

それではさっそく、DGRO vs HDV を見ていきましょう!


🔸ETFの基本情報を比較

東証コード20142013
実質的な連動先の米国ETFDGRO(米国増配株ETF)HDV(米国高配当株ETF)
分配金利回り(過去12ヶ月)1.61%(2025/7末)2.37%(2025/7末)
信託報酬(税抜)年0.110%程度年0.110%程度
決算日年4回(2月・5月・8月・11月)年4回(2月・5月・8月・11月)
分配金支払い上記の翌月(3, 6, 9, 12月)上記の翌月(3, 6, 9, 12月)左

HDV(2013)は利回りがやや高め、一方のDGRO(2014)は増配の継続性にフォーカスしています。


🔸セクター構成の違いは?

HDV(2013)とDGRO(2014)は、投資している業種(セクター)に明確な違いがあります。

HDV(2013)のセクター構成:

セクター名割合(%)
ヘルスケア22.44%
エネルギー22.01%
生活必需品18.99%
公益事業9.09%
情報技術8.32%
金融5.41%
一般消費財・サービス5.19%
通信3.76%
資本財・サービス2.34%
素材1.37%

ディフェンシブ(守りの業種)中心の設計。

DGRO(2014)のセクター構成:

セクター名割合(%)
金融20.08%
情報技術18.27%
ヘルスケア16.34%
生活必需品11.20%
資本財・サービス11.12%
公益事業6.88%
一般消費財・サービス5.89%
エネルギー5.29%
素材2.84%
通信1.22%

景気との連動が強い成長セクターも多め。


🔸どっちがいい?選び方のヒント

重視するポイント向いているETF
今すぐの利回りがほしいHDV(2013)
長期の成長+増配を狙いたいDGRO(2014)
景気に左右されにくい構成HDV(2013)
インカムと資産成長を両立DGRO(2014)

どちらも優れたETFですが、当ブログでは**「増配 × 高配当」のDOSH戦略を実現する観点**から、増配担当としてDGRO(2014)を活用し、高配当担当は利回りの高いハイイールド債ETFのUSHY(2258)を使用しています。

あくまで参考のひとつとして、皆さんの投資目的やポートフォリオ構成に応じて検討してみてください。


✅ まとめ:どちらも良ETF、だけど目的に応じて選ぶべし

HDVとDGROは、どちらも米国の優良企業に投資できる素晴らしいETFです。

✅ HDV(2013):利回り重視・守り重視の投資家向け
✅ DGRO(2014):増配による資産成長も視野に入れたい人向け

どちらを選ぶかは、あなたが今ほしいのが「安定した分配金」か「成長性」かによって変わります。

みなさんの参考になったら幸いです!

ABOUT ME
DOSH管理人
DOSH管理人
DGROとUSHYで作る増配×高配当ETF投資ブログ
妻と子どもと暮らす、サラリーマン投資家です。 東証ETFを活用したDOSH戦略を中心に、初心者〜中級者向けにわかりやすく情報をお届けします。
※当ブログに掲載している情報は、管理人の個人的な見解や経験に基づくものであり、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。
投資に関する最終的な判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
掲載内容については十分注意を払っていますが、正確性や完全性を保証するものではなく、掲載情報によって生じたいかなる損害についても責任を負いかねますのでご了承ください。
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