ETF解説

増配を続ける米国株に分散投資!私が『DGRO』を選んだ理由

DOSH

こんにちは。当ブログにお越しくださりありがとうございます。

今日は、私が高配当戦略の中心に据えているETFのひとつ、DGRO(iシェアーズ 米国連続増配株 ETF) についてご紹介します。


🌱 DGROとは?

DGROは、ブラックロック社が運用する米国株ETFです。
正式名称は「iShares Core Dividend Growth ETF」で、米国の連続増配株に投資するのが特徴です。

DGROの魅力は、「高すぎず、低すぎない、健全な配当株」に分散投資できること。
過去5年、10年と安定して配当を増やし続けている企業を中心に構成されているため、安心感があります。


🌱 DGROの基本情報(2025年7月時点)

  • ティッカー:DGRO
  • 運用会社:ブラックロック
  • ベンチマーク:モーニングスター米国配当成長インデックス
  • 経費率:0.08%
  • 配当利回り:約2.3%前後
  • 構成銘柄数:約400社

経費率が0.1%未満と非常に低く、インデックス投資と同じ感覚で持てるのも魅力です。


🌱 VYMやHDVと何が違う?

日本の投資家に人気の高配当ETFといえば、VYMHDVが有名です。
それらと比べると、DGROは以下のような特徴があります。

特徴DGROVYMHDV
配当利回り2.2〜2.5%程度3.0%程度3.5%程度
株の成長性高い中程度低め
投資銘柄数約400約400約75
経費率0.08%0.06%0.08%

利回りだけを求めるならVYMやHDVの方が上ですが、DGROは配当成長性があり、株価も比較的しっかり伸びやすい点がポイントです。


🌱 なぜDGROを選んだか

私がDGROに投資している理由は、「高すぎない配当で企業の健全性を保ちながら、着実に配当を増やしていく」というスタンスに共感したからです。

高配当株の中には、無理に配当を出して成長力を失う企業もあります。
DGROはそうした企業を除外し、堅実に増配できる企業に分散投資できるので、安心して長期保有できます。


🌱 日本からの投資は?

残念ながら、DGROは日本の証券会社から直接は購入できません。
そのため、私は東京証券取引所に上場している「iシェアーズ 米国連続増配株 ETF(コード:2014)」で代替しています。

もちろん、本家DGROとは構成が完全に同じではありませんが、コンセプトが似ていて、東証ETFなら円建てで手軽に買えるのが魅力です。


🌱 まとめ

DGROは、配当を楽しみながらも企業の成長性を重視する投資家に向いているETFです。
利回りはVYMやHDVに劣りますが、長期で見れば安心感とバランスの取れたリターンが期待できます。

次回は、もうひとつの高配当戦略の柱である USHY について書いていきます。
お楽しみに!


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ABOUT ME
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DGROとUSHYで作る増配×高配当ETF投資ブログ
妻と子どもと暮らす、サラリーマン投資家です。普段は普通の会社員として働きながらコツコツと資産形成をしています。 NISAやiDeCoでインデックス投資を続けるうちに、「配当金がもらえる投資をしたい」と感じるようになり、高配当株やETFにも挑戦。 今では、DGRO(連続増配株)とUSHY(ハイイールド社債)を組み合わせた独自の【DOSH戦略】をメインに、インカムゲインを得ながら長期投資を楽しんでいます。 趣味は日本古代史関連の本を読むこと。歴史に学ぶ長期的な視点を大切にしながら、投資も焦らずじっくりと続けるのがモットーです。 このブログでは、東証ETFを活用したDOSH戦略を中心に、初心者〜中級者向けにわかりやすく情報をお届けします。 「普通の人でもできる増配×高配当ETF投資」に興味がある方の参考になればうれしいです!
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