【投資記録】2258の分配金が振り込まれました!実際の「収益分配金計算書」で、税引後いくら残るかを公開!

当ブログの紹介する独自戦略 DOSH戦略 は、
- 2014(DGRO相当=配当“成長”担当)
- 2258(USHY相当=“高利回り”担当)
の2本で各々にとっての「成長 × インカム」の最適なバランスを目指す戦略です。
今日はその“利回り担当”、2258(iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF)の分配金が振り込まれましたので、封筒の到着→開封→明細の中身まで、実データで公開します。
※分配金は受け取り方法を選べます。私は銀行振込に設定しており、口座へ着金しています(封筒に入っているのは計算書です)。
まずは封筒が到着!この瞬間がたまらない

受託者の三菱UFJ信託銀行から、いつもの書式で到着。口座に振り込まれたのは2日前ですが、封筒が届いた時も大好きな瞬間です!
開封!今回の「収益分配金計算書」はこうでした

計算期間:2025/4/12〜2025/7/11
支払開始日:2025/8/19
- 所有受益権口数:2,830口
- 1口当りの収益分配金:3円30銭
- 収益分配金額:9,438円
- 加算外国源泉税額:99円
- 通知外国所得税の額:99円
- 所得税額:1,346円
- 住民税額:471円
- 税引後受取額(振込金額):7,522円
かんたん内訳
- 分配本体:2,830口 × 3.30円 = 9,339円
- 海外で源泉された分(99円)をいったん足し戻し→ 9,438円 を日本側の課税ベースに
- 日本の税金:1,346 + 471 = 1,817円
- 海外で源泉された分(99円)は別建てで控除・通知
- 最終受取(振込):9,438 − 1,817 − 99 = 7,522円
※外国源泉税については後ほど詳しく解説します。
1口あたりだと
・税引前ベース 約3.335円/口(= 9,438 ÷ 2,830)
・税引後手取り 約2.658円/口(= 7,522 ÷ 2,830)
“いまの価格”で利回りを試算
- 今回の1口あたり分配金は 3.30円(四半期)
- 年4回として単純年換算 3.30 × 4 = 13.20円
- 現在の価格が 212円とすると、
13.20 ÷ 212 = 0.06226… → 税引前利回り 約6.22%
目安の税引後(特定口座)は、ざっくり約6.22% ×(1 − 20.315%) ≒ 約4.96%。
なお実際の手取りは二重課税調整や端数処理でわずかにブレます。今回の実績ベース(税引後2.658円/口 × 4 = 約10.63円/年)で見ると、10.63 ÷ 212 ≒ 約5.0%の手取りでした。
※利回りは将来を保証するものではありません。分配金は市場金利・組入債の利払い状況・費用等で変動します。
「外国源泉税 99円」と二重課税調整について
海外由来の利子・配当を原資に国内ETFが分配する場合、海外で先に源泉徴収されることがあります。
このままだと海外でも課税、日本でも課税で二重課税になるため、国内ETFには“二重課税調整”の仕組みがあります。
- 加算外国源泉税額(99円)…海外で引かれた分を“足し戻して”から日本の税額を計算
- 通知外国所得税の額(99円)…海外で支払った税を明示して、日本側で調整
→ 結果として、同じ所得に二重にフル課税される不利を緩和します。
補足:私は特定口座で2258を保有していますが、NISA口座では国内課税がそもそも非課税のため、二重課税調整は基本適用外。したがって海外で源泉された分は戻りませんのでご注意ください。
所感と今後
- さすが“利回り担当”の2258。税引後でもしっかりキャッシュフローが感じられます。
- この計算書の時点より、今は少し買い増し済みなので次回の分配はさらに楽しみになりました!
- 2014(配当成長)×2258(高利回り)で、増配の積み上げと定期キャッシュの両輪を着実に回していきます。
今後も、私自身のリアルな受取実績や口数の推移も含めて、継続して報告していきます!